- 会長 令和4年年頭所感
-
新年明けましておめでとうございます。
年頭にあたり、ご挨拶を申し上げます。2年来、次々出現する変異株に翻弄された感のあるCOVID-19流行ですが、この中で薬剤師にとって大きな変化がいくつもありました。薬機法に明記された薬剤師の活動、承認は見送られたもののワクチン接種資格の議論、抗原検査、緊急避妊薬、さらには来年度に控えた薬学コアカリキュラムの改訂もあります。いずれも「コミュニケーション」の基盤なくしては成立し得ない事項ばかりです。さらに言えば、処方箋が出てからの活動だけが薬剤師の仕事ではない、と改めて突きつけられているのではないでしょうか。
2022年・令和4年・壬寅という、節目でも何でもない年ではありますが、薬剤師にとっては新たな始まり・薬剤師の再定義を行う年になるのではと個人的には思っております。
皆様のご健康とご活躍を祈念するとともに、今年も当学会の活動と発展にお力をお貸しくださいますようお願い申しあげます。令和4年1月1日
日本ファーマシューティカルコミュニケーション学会
会長 平井みどり