- 2026年 会長より新年のご挨拶
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新年あけましておめでとうございます。
旧年中は、本学会の活動に多大なるご支援とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。本年9月、本学会は20回目となる学術大会を開催します。この節目の年を迎えるにあたり、改めて本学会の歩みと果たしてきた役割、そして今後の方向性について考える一年にしたいと考えております。
本学会の前身である日本ファーマシューティカルコミュニケーション研究会は、2003年2月に設立されて以来、「患者主体の医療を推進するために、薬剤師のコミュニケーション能力向上を図る」ことを目標に活動を続けてまいりました。しかし、その実現はいまだ道半ばであり、社会や教育環境の変化に応じた新たな取り組みが求められています。
そこで昨年は、理事自らが学会活動の在り方を再検討し、具体的な行動へとつなげることを目標に活動を進めました。1月の理事会ワークショップを起点とし、教員向けファシリテータ研修や新コアカリキュラムに準拠した教育セミナー、模擬患者養成・参加型演習に関するワークショップ、第19回大会の開催など、学会活動の充実を図ってまいりました。また、10月からは月例オンラインセミナーを開始し、継続的な学びの場を提供しています。
第20回大会「人に歴史あり~ナラティブを聴くコミュニケーション」では、「ナラティブ」に焦点を当て、薬剤師が患者・生活者の語りに耳を傾ける意味を改めて問い直します。本大会が、これまでの歩みを振り返ると同時に、次の10年を展望する機会となることを願っております。
会員の皆さまとともに、薬剤師のコミュニケーション教育のさらなる発展に向けて歩みを進めてまいりますので、本年も変わらぬご支援とご参画をお願い申し上げます。末筆となりましたが、皆様のご健康とご活躍を心より祈念申し上げます。2026年1月1日
日本ファーマシューティカルコミュニケーション学会
会長 有田悦子
